投資に役立つ株価・経営指標特集

株を購入するには、株が割安か、割高か、将来的に成長しそうか、など様々な判断が必要となるが、株価・経営指標が分かると勘所が見えてくる。ここでは株価・経営指標とともに、その指標をもとにどのような投資判断をしたら良いのかを説明する。このページでは各指標や用語をメモ代わりにまとめていく。

日経新聞によく掲載されているような基本的な用語を掲載していくわ!しっかりと覚えていってね!

PER

Price Earning Ration:株価収益率。現在の株価を一株当たりの純利益で割った値。株が割安か割高を判断する指標で低いほど割安。

PBR

Price Book-value Ratio:株価純資産倍率。時価総額を帳簿上の会社の価格、即ち株主資本(純資産)で割った値で算出。低いほど割安。

ROE

Return On Equity:自己資本利益率。企業の借入金を含まない自己資本を元手にどれだけ効率的に利益を上げたかを示す。10%程度を目標として挙げている企業が多い。また経営の効率を表す指標で株価が割安・割高かの指標ではない。

ROA

Return on Assets:総資産利益率。社債や銀行からの借入金などの負債を含めた総資産を用い、どれだけ効率的に利益を上げたかを示す。株主だけではなく銀行も着目する値。

EBITDA

EBITDA(イービットディーエー):Earning Before Interest, Taxes, Depreciation and Amortization:和訳は利払い前、税引き前減価償却前利益。簡易には営業利益に減価償却を加えた値で企業本来の活動でどれだけ1年間にキャッシュを稼いだかを表す。

EV

Enterprise Valueで企業価値の意。M&Aなどで買収にどれくらい必要かを知る指標で時価総額にネット有利子負債を加えて算出。買収には株を買い占めるだけではなく、買収先が抱える負債の返済も必要。

EV/EBITDA

簡易買収倍率。買収した会社が何年で元を取れるかを示した指標。上記の2つのEBITDAとEVから算出。